コインパーキングの収入例はどんな感じ?収入相場と共に紹介します

コインパーキング経営を始めるのであれば、収入相場について事前に知っておきたいと感じることが自然でしょう。 一般的な収入例と自身のライフプランを考慮し、事業を始めるかどうかの意思決定をすることが大切です。 そのためこの記事では、コインパーキング経営の収入相場や収入例について解説します。

コインパーキング運営の収入相場はどのくらい?

ここでは、コインパーキング運営の収入相場について解説します。

自主管理方式の場合

自主管理方式の場合、収入は1時間あたりの料金と稼働時間、駐車可能台数によって収入は異なります。 1時間あたりの料金相場は地方によって異なり、地方であれば200円程度、地方都市なら500円程度、東京や大阪では1,000円前後が相場です。 そのため、例えば1時間1,000円で12時間稼働させた場合、1台あたり36万円が売上相場だと言えるでしょう。 ただしこれは100%稼働の場合であり、保守費や電気代などを差し引くと収入はこれよりも低くなります。

一括借り上げ方式の場合

管理委託方式の場合、毎月の収入は業者から支払われる賃料になります。 賃料の相場は土地の相場によって異なりますが、目安としては月極駐車場の1.5倍~2倍弱程度が挙げられるでしょう。 例えばその土地が月極駐車場で毎月4万円の収入を得られるのであれば、一括借り上げ方式で経営した場合の賃料相場は6万円です。 実際には業者との契約次第であるため上記が絶対的な相場だとは言えませんが、1つの目安としてみていただけたら幸いです。

コインパーキング運営の収入例は?

ここでは、コインパーキング運営の収入例を紹介します。

自主経営方式の場合

例えば、以下のような収入例が考えられます。

 

・場所:東京都内
・駐車可能台数:4台
・料金:800円/1時間
・稼働時間:24時間
・稼働率:25%

 

稼働率とは、満車状態を100%とした時の利用状況を表現する考え方です。
25%のコインパーキングなら、平均すると25%程度が基本的に利用されていることになります。
このケースであれば、下記のように計算します。
800円×24時間×25%×4台=19,200円

 

上記は1日あたりの売上であり、1か月に直すと57万6,000円、1年に直すと700万8,000円です。
管理費用等を差し引くと、半分ぐらいが自分の利益になると考えて良いでしょう。

一括借り上げ方式の場合

例えば、以下のような収入例が考えられます。

 

・場所:東京都内
・駐車可能台数:10台
・業者からの賃料:4万円/1台

 

上記の場合は、単純に4万円×10台=40万円が月々の収入になります。
一括借り上げは収入が定額以上に増えることがない代わりに、毎月の収入が一定で変わらない点が魅力だと言えるでしょう。

コインパーキングの収入例を知っておこう

コインパーキングの収入例は、自主管理方式か一括借り上げ方式なのかによって異なります。 それぞれの経営方式に一定の収入相場はありますが、あくまでも目安として実際にはよく確認することが大切でしょう。 事前にシミュレーションを行い、採算性をチェックしてから事業を始めることをおすすめします。

 

 

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